会社概要company
酒庫神田和泉屋は地酒、焼酎、調味料、食品、珍味を扱う専門店です。
そのいずれの商品も伝統的な製法で誕生する「ほんらいのほんもの」と自負するものばかりです。
すっかり日本酒の主流として定着した「地酒」も醸造化学の助けを借りて、
ほんらいの姿とはかけ離れたものが出まわっています。香りプンプンの純米吟醸酒や純米酒、
どれもが人工的な香り付けか奇形の酵母によって作られる香りを売り物とするものです。
果物から造られるワインは、まさに農産物の加工品です。
その収穫年の天候ができあがるワインの決定的な要素となります。
日本酒は同じ醸造酒とは言っても、料理のようなもので、これが決定的な要素とはならず、
材料の選定、下処理、調味料の量とタイミング、使う順番などなどから、
同じお米から、同じ肉魚野菜から、いろいろなタイプの料理が誕生します。
料理の経験も大切ですが、料理人の工夫やセンスが光ります。
日本酒も醸造の工程でのさまざまな人の工夫から、銘酒が誕生します。
ちょんまげの時代から、先人達が培ってきた優れた酒造技術とものつくりの精神です。
酒庫神田和泉屋では、「アルコール添加」もその工夫のひとつと考え、
ワイン的な発想の「純米酒こそほんもの」と言う風潮に異を唱え、
「日本人の魂を癒す」ような日本酒だけを扱っています
。焼酎も伝統的な「発祥の地の焼酎」、珍味は日本酒に合う「職人芸の産物」を、調味料は、短時間で作られるものとは違う
「長期熟成の味噌醤油」、丹誠込めた「塩」「ポン酢」、
これぞほんものと言える「味醂」などを扱っています。しかし平成27年3月にて80年続いた小川町の小売店舗は閉鎖され、現在は通販のみとなっています。